2018-05-11 第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
実際、報道によると、フィリピンのマニラ一号線などは、受注したのは日本の商社でありますけれども、供給する車両はスペイン製であったり、また逆に、中国商社主導のコンソーシアムにおいては、リオデジャネイロの近郊用車両の電機品につきましては日本のメーカーが納めているというふうな事例があるわけでございます。
実際、報道によると、フィリピンのマニラ一号線などは、受注したのは日本の商社でありますけれども、供給する車両はスペイン製であったり、また逆に、中国商社主導のコンソーシアムにおいては、リオデジャネイロの近郊用車両の電機品につきましては日本のメーカーが納めているというふうな事例があるわけでございます。
この点が、軽水炉あるいは電機品というようなものの技術導入におけるように、そっくりそのままの技術導入というものではございません。大変趣を異にしておるのでございます。
ただ、ダグラスでつけますのは電機品をつけておるだけでございます。こういうふうなものをそのまま買ってきて使えばいいじゃないかというようなことをちょっと言っておりましたが、そういうことはわれわれとしては困る、やはりこの機会に計画を立てて導入をしてやっていかなければならないので協力をしてもらいたい、こういう話をしてきたわけでございます。
結論を先に申上げて恐縮でございますが、私どものほうで作つております製品は御案内のように大きなものになりますと十万キロの発電機から小さなものはランプ一個に至りますまでで、いろいろなあらゆる電機品を作つておるわけでございます。ところが我が国の電気機械産業についてはもうすでに御案内のこととは存じますけれども、輸出に関しましては非常な特殊な事情にあるものなんであります。
○参考人(萩尾直君) 只今堀先生からお話がありましたが、電機品の、殊に委託販売の対象になるようなものは、我々からまだ後進国と言うのは少し恐縮ですけれども、東南アジア方面でも殆んど禁止品と言つてよろしいのです。それでここに非常な我々の悩みがあるのですが、それを逃げるために私どもは部品で輸出いたしまして、向うで技術指導をいたしまして、そうして組立調整をやらせる。
主として車両でございますが、その他電機品あるいは材料品等に十五億円程度の金しかまわらないということでは、依然として見返り資金を当てにしておりますわれわれとしてはまことに心細い。相当長くかからなければ未回収代金の支拂いは片づかないという感じを受けます。